
2010年02月01日
ハマってしまいました。。。
位置ゲー、始めました
夏のある日、従兄弟から突然イミの分からないメールが届きました。
「同僚から誘われてコロニーな生活を始めました。毎日隕石に狙われています。近くにいたらリンク宜しく!」
…え? なにそれ?(汗) コロニーって、某アニメみたいで良い響きだけど。
職業的にもキャラ的にも「知っていて当然」という判断のもと送られたこのメールに、それなぁに? とは返せずネット検索したら、山のようにHITしました。
『 コロニーな生活☆PLUS 』
携帯電話の位置登録機能を使って遊ぶ『位置ゲー※』というジャンルのゲーム。愛称コロプラ。
ユーザーの現在地や移動距離などに応じてゲーム内のアイテムや通貨などを獲得し、ご近所とやりとりしながら自分の街(コロニー)を育てる、コミュニケーション系シミュレーションゲーム。
なんとこのゲーム、2009年5月時点では登録会員数18万人、月間2.8億PVだったのが、 2009年12月時点で登録会員数70万人以上、月間8億PVを突破です! なんという急成長ぶり。 このコロプラの成長ぶりと『位置ゲー』という確実に根付き広がりを見せる新ジャンルゲームに興味を惹かれ、早速登録。色々調べてみました。

メイン画面。コロニーのデザインはアイテムで変えられる。
位置ゲーにハマる!
まず、位置ゲー(位置登録ゲーム)そのものを少し掘り下げてみましょう。
現在販売されているほとんどの携帯電話には、位置を知らせる位置登録システム(GPS)を内蔵しています。位置ゲーはこのシステムを利用してゲーム運営側に自分の携帯電話の位置を知らせ、移動距離や現在位置のデータを元にゲームを進めていきます。
内容は、シミュレーションタイプ、スタンプラリータイプ、RPGタイプ、アクションタイプ、複合タイプなどさまざま。最も古いものは、2000年12月にJ-PHONEが位置情報サービス『Jスカイステーション』を開始した際に発表された2つのゲームとのことです。
その後、位置登録システムとパケット定額制が定着したことなどを期に、急成長してきたようです。今日では各企業が参入する注目すべき市場となったのではないでしょうか。とはいえハード的な要因だけでは、そこまで急成長しなかったかもしれません。では、ソフト的な魅力はどうでしょう。
位置ゲーのキモは、当然の事ながら『移動』です。まず、このキモが通勤や外回り、出張の多い層を中心に響きました。登録位置独自のアイテムを手に入れコレクションしたり、登録位置のご近所ユーザーとコミュニケーションをとることによってゲームが進んでいく。これはユーザーと一緒に移動する通信媒体である携帯電話の特性を、非常にうまく活かしています。社会人にとって今までの携帯ゲームは、移動時の暇つぶし的要素が強かったのに対し、位置ゲーは移動するからゲームをする、更にはゲームをするために移動をするというように、ゲームのポジションを変えたのです。
休暇時も、もともと旅や散歩が好きな層にはプラスαの楽しみを、出無精だった層にはお出かけのキッカケを与えました。
かく言う私もコロプラにすっかりハマり、通勤の移動でプラ(仮想通貨)を貯めることや、休日に位置登録を出先ですることが毎日の楽しみにプラスされました。
コロプラの技にハマる!
さて、ゲームの初期段階を越えた私。余裕が出来てきたところで地域独自のお土産アイテムが欲しくなってきました。旅行好きの私にとって、現実世界のお土産と連動しているバーチャルお土産は特に魅力的に映ります。
旅に出れば、お土産が欲しくなる。コロプラで紹介されている店舗でお土産を買えば、バーチャルの特別なお土産も買える。それじゃあそのお店に行ってみようか。
…そう思った私は、初詣ついで(どっちがついで?(笑))に浅草・仲見世通り『壱番屋』へ行くことにしました。

左:日が落ちても浅草は大にぎわい! 右:コロプラのくまキャラが可愛い特別包装。
なんと、コロプラ土産コーナーがありました! そのうち、ひとつはコロプラ特性パッケージです。おぉ…気になる…。コロプラユーザーとしては、それも気になるけれど、私はその奥に広がる手焼き煎餅コーナーに釘づけ。
久しぶりに手焼きの良いお煎餅が食べたい!と山盛り買い、しっかりバーチャルお土産購入用シリアルナンバーの入った『コロカ』を手に入れました。

左:これくらいで我慢しました(笑)。 右:左側は従兄弟にもらった菊正宗の『コロカ』。
どうやらこれが、ギョウカイで話題になっているコロプラの新しいマーケティング手法らしいのです。登録無料ゲームでは、特別なアイテムを課金制にすることで収益の一部としているケースがよくありますが、コロプラでは現実の店舗に出向きお土産を購入することで、ゲーム内の特別なお土産も入手可能としました。
この方法で、ユーザーを提携店舗へと導き売り上げ増加へと結びつけました。新しいマーケティング手法の登場です!
提携店舗は、バーチャルお土産を買うためのカードを渡した分の売り上げに対し、一定割合を(株)コロプラへ支払うというシステム。店舗側のリスクが低いことと、マーケティングの入口から出口まで全てコロプラに繋がっているところ、良くできたシステムだと感心しきりです。

私のように位置ゲーにハマる大人は、現実とゲーム内の世界の融合を楽しんでいます。移動することでゲームが進行する…移動がキモのゲームだからこそ、日本全国あちこちへユーザーを導き購入へと結びつけられる。位置ゲーの魅力を存分に活かしたマーケティングをされては、そりゃあハマっちゃいますよね(笑)。
次なるお土産の旅へ…
おいしそうな煎餅の山を目の前に、すっかりご満悦な私。ばりん、とやりながら浅草の旅を思い「キッカケづくりって、すごく重要なことなんだな」と再認識です。
煎餅が食べたいという『そう言えば』を思い出させたコロプラというキッカケ。心中にひそむ小さなノイズを上手に引っ張り出されたことも、ちょっと面白い出来事でした。
さて次の旅は…『日光 ショコラ隕石餅』でもお土産にしようかな♪
※位置ゲーという名称は、株式会社コロプラの代表者が発案者であり、2009年3月に『コロニーな生活☆PLUS』の運営会社である株式会社コロプラによって商標登録出願がなされています。
Archives
- ⇒ マーケティングの歴史 (2009/12/15)
- ⇒ 初心者自転車愛好家のつぶやき。 (2009/11/16)
- ⇒ 笑いは、獲るもの? 誘うもの? 届けるもの? (2009/10/27)
- ⇒ 最近気になる○○男子 (2009/09/11)
- ⇒ 総生産5億台の国内自動車メーカー (2009/08/04)
- ⇒ QUIKSILVERはかっこいい、ROXYはかわいい (2009/07/01)
- 今号の担当:Mari W
- 所属部署:クリエイティブ局
- 趣味・特技:
思い立ったが吉日旅、お酒、音楽



