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Live Nois from OKINAWA

2009年07月15日

Okinawa→世界を駈ける?!

in Hongkong

ハイサイ!(こんにちは)Live NoIS第二号を担当します沖縄支社長の我喜屋です。
沖縄からのLive NoISは地域に密着したココだけの話、例えば地元で流行っている事や、
地域ブランドのウラ話など沖縄ならではの内容をお届けしていく予定です。
今回は沖縄から直行便で2時間半で行けてしまう香港(沖縄から東京へは約2時間40分)での沖縄県産品プロモーションのお話しです。

沖縄県香港事務所からの風景
写真: 沖縄県香港事務所からの風景

ご周知の通り、経済成長が著しく富裕層も急速に拡大している中国市場のゲートウェイとなる香港で、まだまだ流通量の少ない沖縄県産品(主に食品)をどのように広げて行くか? この難題に立ち向かうべく沖縄県観光商工部商工振興課と戦略構築検討会議委員、(株)沖縄県物産公社[以下略称:物産公社]のマーケティングリサーチ&分析を皮切りに戦略構築が始まりました。

沖縄ってどこ?

国内に目を向けると、ひと頃のブームは去りましたが特に食品関連は健康のイメージがあり今でも「沖縄ブランド」は根強い人気があります。しかし香港では、ここ数年「日本ブーム」ではありますが、沖縄の事を知らない人もまだまだ多く、まさに「沖縄?どこ?」と言う状況。

しかもその「日本ブーム」を追い風に、日本の大手企業や各地方自治体が精力的に香港市場に参入しており、既に後発となっている沖縄が市場定着を果たすためには、沖縄の持つ独自性を市場に理解してもらう事が必要となります。しかし上記理由により沖縄のみのブランド配信では効果を得られない事が判明しました。

そこで、物産公社マーケティング担当のA氏とあ〜でもないこうでもないと協議した結果、日本を感じさせながら「沖縄」を認知してもらう機能性を持ったシンボルを開発することとなりました。

ブランドシンボル:横タイプ
写真: ブランドシンボル 横タイプ

このシンボルを元に、これから長い長い香港への旅(継続性と一貫性を持たせた戦略)が少しずつ動き始めたのです。

イケテル!沖縄の魅力!

さて、それでは香港在住で沖縄を知っている方々は沖縄に対してどんなイメージを持っているのか? 調査によって顕在化されたものは・・・

香港の方から見た沖縄のイメージ

上記のようにとても好意的なものが多く、あらためて沖縄の優位性を強く感じる結果に。シンプルに強みを全面に打ち出した展開をし、認知度を高める事となりました。因にこの事からシンボルには「HEALTHY & NATURAL STYLE」と言うタグラインを入れています。

バイリンガル? マルチリンガル?

本事業では、下記の各ツールやメディアを複合的に実施。

  • Web
    各商品情報をレシピを交えて発信。沖縄旅行が当たる応募企画なども掲載。
  • TV番組【JP TIME TV】
    沖縄の観光を交えて、特産品を紹介。 ※香港地元プロダクションにより制作。
  • 雑誌【香港ウォーカー】
    広告、及び特集記事掲載。
  • SPツール各種
    用途に合わせたサイズ、掲載内容。
    [ブランドブック、泡盛ブック、レシピブック、タブロイド版フリーペーパー]
  • 店頭POP
    各商品カテゴリー別に制作。
  • 店頭PR用動画
    ニーズの高い塩や黒糖の紹介動画。

各ツール制作にあたって、もっとも苦労したのは何だと思いますか?
そうです、言語です。とは言え翻訳が大変なわけでは無いですよ!

もちろん本事業でずっと翻訳していただいている翻訳会社さんには大変感謝しています。(香港に無い食材とか言葉が出てくると表現が難しいんですよね)
香港では繁体語、英語、そして今回のターゲットには香港在住の日本人も入っているので限られたスペースで多い場合は3カ国語を用いて同じ表現を記載しなければならず、原文の日本語だけだと少ない分量なのに、いざ3カ国語入れるとまるで新聞のような紙面構成になってしまうんです。

それで、コピーは必要最小限。ツールによって2カ国語、3カ国語を使い分けて制作。
と言う形に落ち着きました。(画像参照)

特産品フリーペーパー
写真: 特産品フリーペーパー ↑クリックで拡大

特産品フリーペーパー
写真: 特産品フリーペーパー ↑クリックで拡大

と、苦労話をすると話は尽きませんが、逆に外国での沖縄ブランドの可能性を肌で感じる事ができ、また、現地へ行って異文化に触れる高揚感など、普段味わえない多くの喜びを得られたのもこの事業の醍醐味です。

これから・・・

香港〜沖縄のチャーター便が07年に就航を始めた背景もあり、本事業での取り組みで香港での沖縄の認知度は着実に高まりつつあります。官民一体となっての本事業は今もまだ進行中で、より多 くの沖縄県産品が香港のマーケットへと定着する事を目的とし推進していきます。またこのコラムではデザインからの視点でざっくりと話してきましたが、本事業は、人材育成や現地卸問屋とのパイプ作りなど多岐に渡った活動が行われています。

最後に本事業に参加されている沖縄県内企業、沖縄県をはじめ関係機関、沖縄県物産公社、並びに戦略構築において様々な視点で議論を重ね、ご提言いただいた戦略構築検討会議の委員の皆様に、深く御礼申し上げます。本事業に参加出来た事は本当に光栄です。

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  • 今号の担当:GAKIYA
  • 所属部署:沖縄支社長
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